心残り 過去からの日記
「心残り 過去からの日記」
結局昨日も、そこそこ夜更かししてしまった。布団に入ってからもなかなか寝付けずにいた。
ぼんやりとした夢を見た。
ある若手の歌人がお亡くなりになったという知らせを聞いている夢。
「歌集を出されたばかりなのに、ざそ心残りであらせられることでしょう」
と、いったいいつの時代か自分でもよくわからない言葉遣いで、その人の早すぎる死を悼んでいた。
昨日、「世にも奇妙な物語」を見た。
その中で特に第三話「過去からの日記」を見て深い感銘を受けた。
なんだかねえ。いい話だった。
売れない小説家と病気で入院中の少女が、ひょんなことから交換日記を始める。
でもその交換日記。ただの交換日記ではなくて、少女が生きている時代は小説家より3年前だった。
すなわち、彼は、過去に存在する少女と交換日記をつけることになる。
時間がずれているので、同じ日記を、二人で同時に持っているということになっている。
時間がずれているので二人が顔を合わせることはなく、ひとりがその日記帳に文字を記すと、もうひとりのところの日記帳にその字が浮き上がって記される、という不思議なしくみになっている。
二人は、時を越えて、文字だけでやりとりしている。
つづく